富津岬(ふっつみさき)
富津岬(千葉県富津市) 。”富津” と書いて “ふっつ” と言います。
富津岬は東京湾に突出する約5kmの砂浜で形成された砂州(さす)の岬です。
見た目は鶴のくちばしのように突き出た形をしています。
一番目立つ展望塔は美しいデザインで訪れた人を魅了します。
その美しい展望塔は五葉松からデザイン(環境デザイナー:池原謙一郎氏)され、
正式名称『明治百年記念展望塔』と言います。
富津岬の展望台に登ってみる
展望塔からは東京都心や東京スカイツリーや東京湾アクアラインや海ほたる、
西の方に目を向けると神奈川県横浜市のランドマークタワーや横須賀の街並み、
10kmほど先の三浦半島の観音崎まで見渡せ東京湾を一望できます。
とても綺麗な景色が望めます。
空気が澄んだ日には、遠く富士山を望むこともでき、夕暮れには撮影待ちの方までいます。
長居しても飽きないほどの、綺麗な景色を眺めることができます。
日没スポットの1つ
オレンジ色にキラキラと揺らぐ海面に、
ゆっくりと沈んでいく夕日はとても綺麗です。
カメラを手にこの時を待って構えている人も。
ゆったり・まったりと夜景
夜景も楽しめる富津岬。
駐車場は車を海に向けて駐車ができるので、
車内からシートに座ったまま夜景を眺めることができます。
東京都心の方向に目を向けると、
東京スカイツリー、東京タワー、東京ゲートブリッジ、羽田に向かう飛行機まで見る
ことがで、左に目を向ければ横浜のみなとみらい21、ランドマークタワー、
首都高速湾岸線の横浜ベイブリッジ、右はプライント夜景を見れます。
駐車場
富津岬の先端には駐車場があります。
アクセスは車がおすすめ
車
【館山自動車道】木更津南IC から国道16号(R16)経由で約20分。
バス
バスはあまり本数がないとのことで、
事前に帰りの時刻表を確認して行くことをおすすめします。
【JR青堀駅】または【JR木更津駅 西口】より
【路線バス 富津公園行き】(日東交通)に乗車し、
【富津公園】で下車します。
周辺施設
富津ジャンボプール(夏期のみ)
潮干狩り場
地引網・簀立て(すだて)遊び(富津海岸)
【地図&住所】
【Google mapより引用】 千葉県富津市富津2280
行ってみた感想
展望塔一番上から眺める景色はすごく綺麗でした。
展望塔下では風がなくても、上ると風は多少あります。
景色は良いです。そんなに先まで見えるのかと驚きました。
展望塔の上には景色に関する解説が少々ありました。
展望塔上のスペースは大人7人~8人くらいです。
豆知識
富津岬はどうやってできたのか?
富津岬は特徴的な形をしており、なんでこんな形になったのかと思う方もいらっしゃると
思います。
大まかに言うと、川の沿岸流と東京湾の潮の流れによって砂が少しずつ堆積し、
それが細長い形(富津岬)となりました。
展望塔と五葉松
五葉松をデザインに取り入れた展望台は明治元年から節目の100年目にあたる
1971年(昭和46年)に造られました。
その後2004年と2016年12月~2017年3月に補修工事が行われ、
現在は美しい姿を保っています。
富津岬の先にある2つの島
富津岬の先には2つの島があります(展望塔からも見ることができます)。
この島は実は人工島です。
この島は戦争の時に造られた島で、敵からの侵入を防ぐ(東京湾)ために造られた島です。
(展望塔の近くに解説した看板もありました)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。