日本アルプスサラダ街道
日本アルプスサラダ街道は長野県松本地域の西部地方(塩尻~安曇野)にあります。
野菜や果物栽培が盛んな6つの市町村エリアを通る全長約:30kmからなる
野菜畑の街道(観光道路)です。
新たな開発は行わないで既存の農村を満喫・味わうことを目的としています。
長野県といえば野菜の宝庫で、まさに長野県らしい名称の道路です。
例えば、レタス、長芋、スイカ、りんご、など旬の果実が沢山あり、
これでもかというほどの自然の恵みを味わえます。特にレタス畑は綺麗です。
またこの区間をサイクリングコースに選ぶ方も多くいらっしゃいます。
日本アルプスサラダ街道に指定されている区間は幾度も折れ曲がったコースになっており、
所により車線の無い区間も存在します。歩行や走行には注意が必要です。
毎年4月下旬にイベントが行われており、日本アルプスサラダ街道協議会主催の
街道ウォークなどがあります。
地図
豆知識
日本アルプスサラダ街道の近くを通る国道158号(R158)には、
途中に “安房トンネル” があります。
中部縦貫道路や安房峠道路とも言ったりします。
国道158号(R158)について気になる方は、
【峠道の国道158号 平湯IC~松本IC】をお読みください。
この安房トンネルに設置してある平湯ICは、
全国的に珍しい ”一旦停止型ETC” です。
一旦停止型ETCとは
一旦停止型のETCはその名の通り、通過時に開閉バーの手前で
必ず一旦停止を求められるタイプのETCです。
※ETCカードは通常のノンストップ型ETCと同じカードです。
身近なところで言うと、スマートIC(一部除く)などがそれにあたります。
車載器と料金所のアンテナが無線で交信することで、開閉バーが開き通行可能になります。
通常のノンストップタイプのETCと比べ、発進制御棒の仕様が異なっていたり、
信号灯や運用表示部がない(一部を除く)など簡素な造りとなっているのが特徴です。
おわりに
ドライブコースに選ぶには少し難しいかもしれませんが、
こういった道路もたまにはいいのではないでしょうか。
サイクリングなどにはおすすめです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。