2つの県からなる峠道・ワインディングロード
長尾峠は、静岡県側の県道401号線と神奈川県側の県道736号線からなる、
2つの県をまたいだ峠道・ワインディングロードです。全長は約10.6kmです。
静岡県側(r401)と神奈川県側(r736)で違う味付けの峠道・ワインディングロードです。
地図
静岡県側の長尾峠(県道401号線)
静岡県側の御殿場市から箱根スカイライン入口に向かって登坂を走る場合は、最初はゆるやかなカーブが続きますが、
中盤から終盤にかけては、急勾配のクネクネが続きます。
アクセルを踏んで加速し、コーナー手前で減速。シフトチェンジをして、
コーナーを抜けたら再び加速・シフトアップといった感じです。
もちろん、峠道(ワインディングロード)で見通しの悪いカーブが続き対向車もきますので、
カーブの手前では減速します。
終盤はブラックマークが大量についています。
場所によっては、ブラックマークとアスファルトの面積比が8:2くらいなところもあります。
それだけ走りたくなる楽しい峠道・ワインディングロードとも言えそうです。
箱根スカイライン入口
登り終えると箱根スカイラインの入口です。
右折すると箱根スカイラインへ行きます。
長尾峠の神奈川県側は左方向へ行きます。
神奈川県側の長尾峠(県道736号線)
いきなり、狭くて暗いトンネルと、雨量についての注意標識があります。
長尾峠の終点である国道138号線まで、
連続雨量200mm 時間雨量50mmで通行止めとのことです。
トンネルは照明がないため暗いです。
そして、このトンネルの出口が県境で神奈川県 箱根町に入ります。
ここからの長尾峠は下り坂です。(神奈川県から静岡県に向かった場合は登坂になります)
この先はS字カーブの連続のような道で、
道幅も少し狭く(1.8車線くらいのところもあれば2車線のところもあります)
見通しの悪いカーブが続くので対向車や時には自転車や歩行者にも注意です。
対向車とのすれ違いには減速が必要と思います。
登坂で走ったことがないので、どんな感じかわからないのですが、
想像ではそんなに楽しめるようには感じませんでした。
やはり、先ほどの道幅が狭いところがあったりS字カーブの連続で見通しが悪い、
対向車とのすれ違いには減速が必要から、危なくて慎重な運転が必要に思えました。
実際に聞いた話で、ここですれ違いざまに当て逃げされた話も2回ほど聞いていますので、
普通に走るだけでも慎重な運転が必要と思います。
そういったこともある為か、交通量は静岡県側に比べても少ないです。
交通量
- 静岡県側(県道401号線)は、少し交通量があるくらいです。
- 神奈川県側(県道736号線)は、静岡県側(県道401号線)に比べて更に少ないです。
冬季
静岡県側(県道401号線)も神奈川県側(県道736号線)も冬季は凍結のおそれがあります。
スタッドレスでも急勾配を走るのは危険です。
地元の走り慣れた方ならまだわかりますが、
地元以外の方が走るのはやめた方がよさそうです。
走ってみた感想
静岡県側(県道401号線)
急勾配のクネクネで楽しいです。
アクセルやブレーキ、シフトチェンジにハンドル操作で
楽しい峠ドライブが満喫できると思います。
神奈川県側の(県道736号線)
道幅が少し狭くカーブの先も見通しが悪く、
ドライブを楽しむと言うことは難しいかと思います。
対向車とのすれ違いには減速が必要などから普通に運転するだけも慎重になるような道です。
すれ違い時に当て逃げと言う話も聞きますし。
おすすめ
静岡県側(県道401号線)を登りで走ったら、
箱根スカイライン(普通車360円)に入るのがいいと思います。
あるいは、折り返して再び静岡県側(県道401号線)の長尾峠を
下りで楽しむのがいいと思います。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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